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仕事辞めたい…大学から言われて卒業して就職してみたものの…

第一話:大学卒業までに就職は決まったが… の人へ Ver.1

今の大学は少子化で集客が難しく、特に地方の大学は、しかも私立大学、さらに言うと一般的でないある意味特殊な学部、学科は入学者が定員割れしているところばかりなのよ。

そうするとね、どんなことするかっていうと、私立の大学経営者ってのは大学の「売り」を何かに求めて集客を図ろうとするわけよ。 これがまさしく私立大学の「闇」の一部分だね。

しかし、お金があればよいけど、そもそも定員割ってるわけだから、お金ないのに例えば新規事業(学校だから新しい学部や学科を増やすとか)はできないわけだから、今あるもの、現状にてどうにかしようとするわけさ。 そうすると手っ取り早く手をつけることができるのは4年生の就職(短大だったら2年生の就職)。 就職率を上げて、一般に良い会社と言われる会社に学生を送り込むことに一生懸命になるわけさ。なぜなら私立の大学ってのは様々にからくりがあるからね(だけど、ここでいう私立の大学ってのは、最初に書いたけど、申し訳ないけどあくまで定員割れを起こしている大学の話であって、首都圏の名前の通った一流の大学ではないからね)。

だけどね、しっかりした目的や目標がある学生さんならともかく、定員割れしているような人気のない地方の私立大学なんかだと周りの学生もそうそう意識なんか高くないし、周りもそんな感じだから、そんな大学ではそういう風土を形成できないわけ。なもんで、残念ながらこういう人達が大学の犠牲となっていくのよ。

どういうことかというと、本当は進路を迷っていようが、決めきれなかろうが、無理やり就職させて役所(文科省)、認証評価、助成金(私立大学の経営者はこれがうまみで経営しているようなもの)とかへの報告に就職率を使用するわけ。

ところが学生にしてみたら、はっきりと自分の意志で決めたわけではなく、周りの教官や大学内での就職斡旋部署に無理やり押されて決めた就職なんだから、そんなの長く続くわけがない。一年以内、いやもっと早期にやめっちゃう人も今時はたくさんいるし、そして再就職も含めてその後も大変…

悲しいかなこれが就職率のために、就職に手厚い大学と言われたい大学のために犠牲になっている4年生の現状なんだよね…(次回に続く)

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